STORY

築○5年、セカンドハウスですから来るたびにせっせと自分好みに掃除していつでも引越して来られるようにと通い続けているのですが歳と共に気になることがポツリポツリと見えだしまして。
今回はお風呂の件①湯気いっぽいの温泉みたいなのがいい。
②使用後の湯気はさっぱりすっきり分別したい。
③引き戸にできないものかと思い続けていた不便なドアの件。
④洗面所であり洗濯室でもあるので清潔第一でほっとする場所であること。
さて、いざ工事をお願いするとしても作り付けの天袋のような大きな収納棚と私が手作りしたあやふい棚、古いけど大切にしているタオル掛、昔式の風呂場で天井裏が特にせまいとのこと。何もかも当時のものだからなあー。
ところがなんと”山のめぐみ舎”さんのパワーですね。
珪藻土の壁と天井、杉の床板、美しい柾月の織物を思わせる引き戸。完璧な換気装置、感嘆の匠棚、デッドスペースにすべり込む細い引き出し。もったいない、すごい工事をしていただきました。
スルスルスルと戸を開けると杉の香りとほっこり感のある小部屋です。
もう一件、クロスの張り替えでしたが、細かいところをクロス専門の方もいっしょに相談してくださり、出来上がった壁はクロスの方のその技が光っています。
着工は12月でしたのに奔走して下さり、年内の完了でした。
既存の物の再利用などは特に想定外のご苦労があったと思いますし、家具の移動など工事の皆様おつかれさまでした。ありがとうございました。