6月下旬、古民家の工事をしていたK様宅の工事が終了しました!
完成した住宅をご紹介します。
【玄関】
天井・梁・柱はそのままに、新たにシューズクロークを設け広々とした玄関になりました。
また、式台(:玄関の1段低く敷かれている板のこと。)は、改修前の玄関でも使用されていたものを再利用しました。
【和室・縁側】
和室と縁側は床・畳のみ張替えを行いました。
天井はそのままに、壁には漆喰塗りで仕上げています。
外側の建具もそのまま再利用しており、もともと大きな建具であったため採光がたくさん入り、明るい空間になっています。
【リビング】
リビングは、以前の柱・梁をそのままに吹き抜けとし、開放的な空間に仕上げました。
柱や梁は、お客様のこだわりで既存の柱に濃いめの茶色の塗装をし、家全体が「和×ヨーロピアン」の雰囲気になっています。
壁の漆喰の白と、柱や梁の濃い茶色がそれぞれ高め合っていて美しい仕上がりになっています。
【キッチン】
キッチンもお客様のこだわりで選んでいただいたものです。
よくよく取っ手を見てみるとヨーロピアンの要素が入っていることがわかります。
キッチンだけでなく、後ろの棚も揃え、デザイン性だけでなく機能性も兼ね備えたキッチンになりました。
【2階ホール】
2階のホールの写真です。
もともとの形のまま残した梁は、とてもパワーが感じられます。
階段上の大きな窓や吹き抜けの大きな窓により、ホールだけでなくリビングまで採光が行き渡るようになっています。
以上、「和×ヨーロピアン」というテーマのもと、お客様のこだわりが詰まった家が完成しました。
既存のままで残せるものは残しつつ、新しいものを取り入れるということができるのは、古民家を改修する一つの魅力なのではと思います。
当社ならではの魅力を2週にわたりお伝えいたします。
ぜひご覧ください!