こんにちは。スタッフの桝本です(*^^*)
もう12月になりましたね。
一年はあっという間だな~っと、毎年この時期になると感じていますw
さて、今回は、今年の夏に行われた「子どもたちと一緒に家づくりプロジェクト」を行ったことを書かせてもらいます。
・・・もう冬になってしまい、けっこう前の事になりますが・・・
この夏、ステキなご縁があり、シュタイナー教育を実践している「光のたね」の子どもたちに家作りを教えることになりました。
シュタイナー教育の中では、9歳前後の子どもたちに家づくりをさせる大切な授業があります。
シュタイナー教育では9歳児をこのように見ています。
「母親のひざから降りた9歳の子どもたちは、自分の周りにいる人たちが、自分とは別の人であることを実感するようになります。
そのとき<死>の恐怖を味わい、孤独感や寂しさにおそわれます。
9歳は、幼児期に別れをつげ、別の世界に入っていく子どもにとっては一番大事な時期なのです。」
9歳児が独立した人間として現実世界で生きていくために『家づくり』体験はとてもいい経験なんだといいます。
ここで言う『家』とは自分の肉体にたとえられ、自らの肉体を作り上げることで、ルビコン川を渡り、厳しい社会へ9歳児は降り立つ決意をするのだといいます。
そんな子どもたちとの家づくりの様子を写真で少しですが、ご紹介いたします。
家の土台や柱の骨組みは、山のめぐみ舎で作りました。
子どもたちが、実際にのこぎりやカンナを使い、骨組みを寸法に合わせて作っていきます。
その姿は、真剣そのもの!!
まずは、基礎作り。
協力しながら、壁をはめていきます。
土砂運びも、お手の物!
高い所へ上がり、屋根の柱も組み立てます。
高いところもへっちゃら~!
屋根には杉皮をはり、趣のある仕上がりに。
子どもたちで作ったとは思えない、立派で素敵な家(小屋)が出来上がりました!
大工仕事に興味を持ってくれる子どもたちの姿は、将来の職人さんを見ているようでなんだかとても心が温まります♪
子どもたちには、夢と希望を抱いてこれからの人生を力強く生きていってもらいたいものです!
子どもたちに家づくりを教えるという、ステキな機会を頂けたことに感謝です(*^^*)
本当に、ありがとうございました!