こんにちは。
山のめぐみ舎フロントサポーター
福山由佳です(^^)
今回のリフォームは伊賀市の『古民家再生』です。
ご依頼主様は有機農家をされているご夫婦で
奥様のこだわりは『立派な梁を見せたリビング』と
空間全体を見渡せる『アイランドキッチン』です。
こちらの古民家は元々昔からの土壁で
高い場所で手入れがなかなかできなかったのか
壁には穴が開いていましたが奥様ご自身で
土壁の穴をDIY補修していただきました。
柱もご自身でDIY塗装されたそうです。
やはり今回のリフォームでも
今在るモノを使い組み合わせることで
新しいモノに生まれ変わりました(^^)
天井にはずっと昔から支えてきた堂々とした立派な梁と
これから一緒に支えていく凛とした新しい杉板が組み合わさり
優しく空間を見守っているような感じでした(^^)
今回のリフォーム、古民家再生ということで
古民家は非常にすきま風が寒いです。
そこでご依頼主様からのご希望で今回取付させてもらったのが
Low-Eガラス(ローイーガラス)
の高断熱仕様です。
部屋の室内温度を快適にするのに重要なキーアイテム。
それが
【窓ガラス選び】
なんです。
今回のリフォームでも採用された
Low-E(ローイーガラス)のことを
今日は少しお話させてください(^^)
まずそもそも
遮熱と断熱の違いをご存じですか?
遮熱とは太陽の直射熱のこと。多くは窓を突き抜けて
人体に有害な電磁波の紫外線と共に室内に侵入する。
その熱が侵入するのを防ぐことを(入ってくるのを遮る)
ことを遮熱といいます。
次に
断熱とは、熱は温度の高い方から低い方へ移動する
性質がありこの移動する熱を少なくすることを(進行を断つ)
断熱といいます。
私もこの仕事をするようになってから
気になり調べて初めて知りました。
要はどちらにしても熱が出入りするということなんですね。(笑)
その熱の出入りを軽減し、快適に暮らすためには
窓ガラス選びはとても重要な
キーアイテムだということです。
今回のご依頼主様の場合は寒さ対策でしたが
Low-Eガラス(ローイーガラス)
には2種類あり
西日や強い日差しで部屋が暑い場所には
遮熱仕様。
(普通の窓に比べて暑い日差しを約60%カット)
(紫外線は約82%カット)
冬ひんやり冷えて部屋が寒い場所には
高断熱仕様。
(普通の窓が100%出ていくのに比べ
熱が外に逃げるのが約23%)
を一般的に使用します。
この断熱化による保温効果で
冷暖房コストが節約でき、年間CO2削減もでき
家計にも環境にも優しいお家になるということです。
今日はこだわりの古民家リノベーションと
私も勉強になった1年中快適に過ごせる
Low-Eガラス(ローイーガラス)
のご紹介でした(^^)