今日は、現場では無く家具を紹介したいと思います。
先月、作らせていただいた杉のテーブルになります。
大きさは、横幅70cm×長さ200cm×高さ75cm
イスの置き方にもよりますが、6~8人は掛けていただける大きさですね。
こちらのお施主さまは、ご自宅でサロンをされていますので、
「来ていただいたお客さまに掛けていただけるような、大きなテーブルが欲しい!」
とのご希望でありました。
今回使用した天板は、杉の一枚板。
いやぁ~立派な材料ですな。。
この杉は、山のめぐみ舎の工房でずっと立てかけられていたものなので、
よく乾燥していて、テーブルの天板にはもってこいの材料でした。
(ずっといたコが旅立っていくと、少し寂しい思いもありますが・・・)
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下の方に写っているリボンの様なものは、「千切り」といって
割れている部分が広がらないように、クサビの役目をしてくれます。
そして写真には写っていませんが、天板の裏側には「反り止め」
という部材を取り付けてあります。
天然木の一枚板は気温や湿度などで、どうしても反ってしまいますので、
防止するために取り付けてあります。
千切りも反り止めも「木組み」という技法でビスや釘などを使わずに、
木材同士の接着によってその力を発揮してくれます。
古くから伝わる日本ならではの素晴らしい技術ですね。
そして、全体の雰囲気が重たくならないように、軽やかなアイアンの
脚でオシャレなテーブルの出来上がりです!
塗装は蜜蝋を塗り込んでありますので、木目の引き立つツヤが
なんともいえない味を出してくれています。
こちらのお部屋は、床板が杉板貼り、壁が左官塗り壁なので、
その雰囲気にもピッタリのテーブルになりました。
山のめぐみ舎では、建築工事だけではなく、家具製作
それも、
「こんな感じのテーブルやイス・棚などが欲しいな~」
といった、オーダー家具の製作をプランから行えます。
場合によってはお客様ご自身で制作していただくことも可能ですよ!
一度こちらまでご連絡下さいね⇩⇩⇩
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