今、工房のある小さな村のお宅の修理をしている
私の住む地域は目の前の小川でホタルが見れるほどの田舎
50~100戸の集落が点在する山あいの農村である
のどかで、豊かな自然に囲まれて暮らすにはもってこいなところ
その一方で、
町へは遠い
コンビニもない
高齢者がほとんど
若者、子どもがいない
住宅が古い(築30~150年)
・・・・わたしの考えだが、
この数年来から、そして3月の震災で
人々のライフスタイルは変わりつつある
特に次世代を担う10代、20代
彼らは本当にボランティア精神に充ち溢れている
「自分より困った人の方が大切」だと
「世のため人のためなら身をささげてもよい」と
彼らは【何不自由なく生きてきたことに感謝している】
から、そんな気持ちになれるのだろうか
なりふり構わず、自分の意思で決めるライフスタイル
は素晴らしい生き方だと思う
私たちの時代だと
「いい大学を出て一流企業に就職」
が生き方の王道だった
田舎にはほっておけない資源がある
農作物と森林
だから見捨てるわけにはいかない
彼らが田舎に新しい生き方を
見つけてくれることを期待するし
わたしも都会からここへ移住してきた一人
その責任も感じつつ【田舎に住もう】運動をやり続けたい