地元の木応援団の神保です
昨日、子供たちに体験してもらいました
みんなで楽しく間伐のお手伝いです
その様子を【動画】でご覧ください
少し補足します
1)どうして皮をむくと木は枯れてしまうのか
樹は、成長するために根っこから
水を吸い上げていますが、
主にどこを通っているでしょうか
動画の最後に、ちらっと樹皮のアップが
映ってましたが
樹皮と木肌の間を通っているらしい
春になると樹に聴診器をあてて
水を吸い上げる音を聞いてる場面
をTVなどで見たことありません?
だから皮を?いてしまうと
水が上がらず枯れるのです
2)どうして皮むきをすることが間伐の手助けとなるのか
間伐した樹も原木市場に出したり、
自分たちで杭などにして利用します
利用するには、乾燥させなければなりません
つまり十分枯らさなければ木材として
使えないのです
更に、乾燥には長い時間がかかるのです
強制的に短時間で乾かす
乾燥器もありますが
油分も抜けてしまい
仕上がりの艶もないし
強度も落ちるので
好ましくないのです
ふつうは樹を倒してから
乾燥期間を設けますが
それを立木の段階から
半年以上前から
(伐採は冬にします)
枯らせば、すこしでも
乾燥期間が稼げる
ということです
とても合理的な
方法です
子供たちも樹に
触れ合え
林業体験できる
よい機会なのです
やってみるとこれが
結構くせになるのです
皮がきれいにめくれると
ちいさな快感が
味わえるのです
なのでもっとめくりたくなってしまう
時間を忘れて病みつきになります
ぜひ一度体験してみてください